2010年10月21日木曜日

Maji ya Maisha: 命の水

ワムムのあるMweat地区はケニアの米どころである。
JICAの開発事業の一環で、畑しかなかったこの地域に灌漑の用水路などが作られた。毎日、私が水道から汲んでいる水もこの用水路(canalと呼ばれている。)から引っ張ってきているものだ。まさにこの水路はMwea地区の人々の生活の基盤を支えている。

今日は学校の車でそのCanalまで連れて行ってもらった。
いつも通っている大きな幹線道路を曲がり、未舗装の道をどんどん奥に行くと、そのCanalはあった。

奥へ奥へ。

Canalの水溜り。ここで泳いで遊ぶ子どももいる。


Canalの奥に広がる田んぼの風景。どこか日本の夏を思い出す夕暮れどき。

遠くでは高校野球の練習特有の「おぉー、おぉー、おぉー」と言う掛け声が今にも聞こえてきそうだ。

と思ったら本当に遠くから「おぉー、おぉー、おぉー」と言う声が聞こえてきた!

それは米農家のケニア人が鳥を追い払う為に、皆で協力して田んぼ中を歩きながら叫んでる声だった。

ケニアには案山子やおどしの風船はないのだろうか。。。







遠くに聳え立つMt. Kenya


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