今日、うちの更生学校からの出場者を決定する為に”ワムムTalent Show選考会”が行われた。
生徒たちはこの日の為に練習を重ねていた。
挑戦者たちは各々自作の歌(ソロ&グループ)、ダンス、劇(コメディー)、ポエムなどを披露した。
快晴のもとでスタート。 |
会場となった野外のメカニックの実習場 |
Chokola(路上生活者)の劇をした生徒。会場は大爆笑! |
歌はラップ、レゲー、ゴスペルが多かった。歌詞もワムムの生活とか神様(イエス)についてとか、子どもの権利とかについてとか、個性に富んでいた。
みんな数週間前から準備・練習し始めていたものを出し切った感があって、生徒も楽しそうだったし、見てるほうも楽しかった。
でも予選に向けた練習が始まってから「先生、自分の才能が何かわからないです。」と頭を抱える生徒も少なくなかった。
確かに、自分が10代後半に「自分の才能って何?」と聞かれたらきっと即答できへんっかたやろなと思う。
ある生徒(Njoroge君)に「先生の才能は何?」って質問されたけど、答えられへんかったし。とりあえずアゴで音楽をひく一発芸でうやむやにしてもた。
その後、彼と話している中で、このNjoroge君、ケニアの9つの部族が話せる事が判明!(ケニアには42の部族があり、それぞれの部族が異なる言語を話す。複数の部族語を話せる人も結構いる。)
きっとこれらの部族語はそれぞれ似ているものもあると思う。
我々の感覚的には方言以上外国語未満。
それにしても9言語って凄いと思う。
日本でも「9つの方言を自由自在に操れます。」なんて人あまり見かけない。
Njoroge君に「9言語話せるって凄い事やねんで~」「言葉は人と人を繋げるからな~」「先生もこっち来る前は仕事しててんでぇ」「英語は?あんまりかぁ。英語話せたらもっとえぇどぉ。」「英語はケニアの公用語やろ?これから先生に話しかける時はまずは英語でtryしてみ!」
こんな会話をしてる時のNjoroge君の大きな目は、いつも以上に大きく輝いているようにも見えた。私の細い眼にはそう見えた。
最近、自分の英語がスワヒリ語文法に侵食されている。
英語を話していても、言葉の並びがスワヒリ語になってる事が多々ある。
私も生徒相手に英語の練習をしていこう。
Halafu, Do you think kipawa chako is what?
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