2010年10月5日火曜日

ケニア女子バレーボール

今週末、ナイロビに上がった理由は3つある。
1つ目は 22-2のカリブパーティ。
2.つ目はNairobi Agricultural International Trade Show

そして3つ目は、ケニア女子バレーボールチームの練習の見学。

皆さんご存知でしたでしょうか。ケニアの女子バレーバールチームは10月29日から日本で開催される バレーボール世界選手権にアフリカ代表として出場します。

このチームの監督が、なんと入澤さんという日本人。そして入澤監督はJICAの短期ボランティア(10ヶ月間の任期)としてケニアに来ているのである。

入澤監督とは9月上旬にたまたま、ナイロビのJOCVのドミで初めて会って、ケニアチームの事を色々話していただいた。その時、その場にいた同期隊員で「是非、練習を見学させてほしい」とお願いすると、「いいよ」と快諾して頂いた。

ケニアの選手は背が高く、手足が長く、すごくパワフル、かつ美しかった。
厳しい練習、選手の最終選考前のピリッピリッとした緊張感。
そんな中でも、選手と監督の顔には時折笑顔があり、すごく良いチームだなと感じた。みんなのバレーを楽しんでいる感が手に取るように伝わってきた。

決して流暢ではない英語とスワヒリ語でのコーチング。最終的に監督が使うのは日本語。練習中、選手にに飛ばされる檄も日本語。

しかし監督の技術と想いは選手たちには確実に伝わっていた。
監督は心と心で選手と会話していた。

練習を見ているだけなのに、その雰囲気に思わず鳥肌がたち、胸が熱くなった。

入澤監督は非常に気さくで、何でも話してくれる。ケニア人のコーチングにおいて苦労した事、学んだ事、普通なら聞けないチームの諸事情などなど。すごく面白いし、すごく勉強になった。言葉の節々に事の本質をつくキーワードがごろごろあった気がする。

入澤監督と12名の選手は近日中に日本へ出発し、大会までの最終調整に入る。
鬼監督による鬼の練習に耐えた選ばれしケニアの選手たちがどんなプレーを見せてくれるか本当に楽しみである。

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