きっかけは本日行われたMwea地区の学校(primary level。日本で言うと小中レベル。)対抗スポーツ大会前の練習中。
サッカー、バレー、ハンドボール&ネットボールの試合が行われ、ワムム更生学校を含む4校が参加し、ワムムはネットボール以外に出場し、全ての競技で勝利した。といっても他の学校の生徒の年齢は12~15歳ぐらい。ワムムの選手は14~18歳。中学校の大会に高校生が混じっているようなもので、体の大きさもひと回りもふた回りも違うかった。
現在、ワムムには116名の生徒が在籍しているにもかかわらず、まともに使えるボールはサッカーボール1個&バレーボール1個のみ。
月、水、土&日のGameの時間も、限られた生徒しかプレイできず、他の50%ぐらいの生徒は参加したくても参加できない状態が続いたいた。
しかし、今回の大会があるという事で急遽(大会の1週間前)にハンドボールのコートを生徒と作る事となった。
すると、今までスポーツに全然関心のなさそうだった生徒が実はすごく良い選手である事が判明した。今までGameの時間、椅子に座り生徒を眺めていた先生もGameに参加し、指導をする光景が見られた。
みんな、今までやらんかった訳ではなく、やりたくても設備がなくてやれなかったのだ。
これを機に、他の競技のコートも作り、Gameの時間には生徒の90%以上は何かのスポーツに参加できる環境を作らん?と、同僚の一人とこんな話になった。
「ただコート作って、子どもにゲームだけさせておくのもあれやし、担当の先生を作って、練習メニューノートとかも作って、最終的には生徒が自分で練習メニューを組み立てられる様にせぇへん?」と提案してみると、複数のスタッフから賛同も得られた。
ので、バレーコートの増加、バスケット、ネットボールのコートの新設する計画を立てることに。”陸の孤島”と巷のJOCVに呼ばれているワムム更生学校だが、幸い、敷地だけはやたらと広い。
先生&生徒とコートを作り、ゴールを作り、あとはボールの確保。
ボールはそこらへんの適当な店で安物を買うと、1週間もしないうちにパンクし使えなくなるという事は簡単に予想されるので、高くてもしっかりしたものを買いたい。
以前からボールの少なさには頭を悩まされていたので、この機会にJICAの現地業務費を利用し、申請してみる。
4月の学期休みからコート作りを開始し、来学期に先生&生徒の振り分けをする計画を同僚と立て、まずはマネージャーに提出してみようと思う。
サッカーや朝練の生徒だけでなく、やはりワムムの生徒全員に(好きな)スポーツが出来る機会を多く提供できる環境づくりに向けての第一歩が踏み出せそうだ。
Wamumu ”Sports-Active” Rehabilitation School Project
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