2010年11月21日日曜日

Fanicha:家具

家具が我が家に置かれる日がようやく来そうです

赴任して3ヶ月以上。今までベッド以外の家具なしで生活していました。
ご飯食べるのも、本読むのも、パソコンするのも、何をするにもベッドの上。

「家具探しなんて赴任直後にやる事やん!!」とつっこまれる方も多いと思いますが、これでも色々理由があったんです。
 
理由1:大型スーパーの既製品はべらぼうに高い。
そもそも大型スーパーなんて近所にないし。
 
理由2:生活もままならない赴任直後。大工屋さんに行ってもボラれたり、完成日程が大幅に遅れたり、品質が悪かったり、最後の最後で合意した価格より値上げしようとする大工がいるなどのケースを耳にしていた。
 
理由3:あわよくば学校のワークショップで安く作ってもらわれへんかなぁと可能性を探っていた。生徒の手作り家具っていうのもええかなぁと。
 
理由4:町でワークショップを探し、大工と交渉するのがただ単に面倒くさかった。
 
これらの理由があったのですが、昨日、大工屋巡り&情報収集のため町へ出かけた。
 
すると道端に店を出している大工屋はどこもソファーセット1式(3人掛け×1、1人掛け×2)がKsh17,000、交渉次第でKsh10,000まで下げられる事が判明。
 
どの大工屋も品質&ワークショップの雰囲気がいまいちしっくり来なかったが、こんなもんかと思い帰路に着く。
 
炎天下の中、道路の埃と排気ガスにまみれながら歩きつかれたので、癒しを求め、常連となってるスーパーへ行きソーダで一休み。
 
するとすっかり仲良しの店員Madam Anneが「ここで一番の大工屋はMama Lewisの店よ」と教えてくれた。
 
行ってみると道端の大工屋とはやはり雰囲気が違う。店の外に出されている家具は、材質も完成度も他より高い。Mama Lewisもかわいらしい。
 
聞いてみるとこのMama Lewisの大工屋さんはナイロビ病院とかにも品を納めているらしい。
 
そこらへんの大工に安値で頼むと材料代をケチる為、木材も安物、クッションの変わりに木屑を薄いクッションに包んでソファーの背もたれに使ったりするらしい。

あの手この手で値段交渉を試みたが値下げは結局できなかった。でもタダでワムムまで運んでもらえる事に。
 
今回の購入物:
・ソファーセット×1
・コーヒーテーブル×1
・本棚×1
・ストール×1
合計:Ksh23,800 (約¥30,000)
 
引き取りは明日の夕方。
ここはケニア!
果たして本当に受け取れられるかが見ものである。
 

町で見かけたトラック。
ケニアは日本からの中古車であふれ返っている。
日本語の書いてあるトラックに出会うことは、決して稀ではない。

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