2010年11月30日火曜日

Shukrani:感謝の言葉

毎週木曜15~17時。
ワムムではRehab. Sessionという時間がある。

毎週違うトピックについて先生が生徒に対して講義をする時間。
例えば今学期は、”更生学校後の人生”、”清潔”、”夢”、”エイズ”などのトピックがあった。

学期最後のSession。
トピックは”生徒が先生や生徒に対して言いたい事を言おう!”

この12月でリリースされるSTD8の生徒を中心に、
”このワムム生活で多くの事を学べた。”
”皆と一緒に生活できてほんまによかった。”
”地元に戻っても、もう悪いことはせんとこな
とか

”食堂にDVDを常時置いて、毎日プロレスが見たい!”
”サッカーボールもっと欲しい!”
などの言葉や意見が述べられていった。

その中で、ワムムNo.1の絵描きであるKingori君がとても嬉しい事を言ってくれた。

「ワムムに来たのは悪いことをしたから。でもワムムに来ていなければ、絵を描く事の楽しさも知らなかった。ワムムで僕は自分にも才能があるんだと知ることが出来た。ワムムの先生達にありがとうと言いたい。」

ワムムはケニアの更生学校の中で一番罪の重い子、再犯のリスクが高い子が送られる場所。

でも、そんな更生学校でも彼のような生徒もいる。
そんな彼のような生徒を育てるのが我々スタッフの使命。

Kingori君はさらに続ける。

「僕らの多くは走ることが嫌いだった。でもMr.Hirokiが来て、朝練が始まってから、多くの生徒が走ること、運動することが好きになった。Hiroki先生ありがとう。」

えっ?俺?

まじで?

ほんまに?

でもKingori、君、朝練メンバーちゃうよね?

と疑わしい点もあるけど、素直にめっちゃ嬉しかった。

Session後、ワムムの左サイド、本田圭佑的な存在のMwangi君も
「先生とサッカーできてよかった!最高だったよ!I love you! &ウィンク」を頂きました。

年頃の男子に”I love you”と言われるのはちょっと複雑な気持ちもあるけど、そう思ってくれてることは、ほんまに嬉しい。

こちらこそありがとう。

これをモチベーションにして来学期はもっと充実した授業&活動をしていきたい!

2010年11月26日金曜日

Siku ya Muisho ya Term:学期最終日

今日で8月から始まった今学期が終わり、1月中旬まで学校は休み。休みいうても授業がないだけで、生徒は学校におるから毎日学校には行きますが。

学期最終日の今日は先生v.s.生徒のバレーボール&サッカーの試合があった。これはワムムの恒例行事らしい。

この行事で今まで先生チームが生徒に負けたことはないらしい。

この日ばかりは日頃の先生の生徒に対する絶対的な権威など関係なく、ガチで対決。私も先生チームとして参加。



バレーをするのは5ヶ月ぶりやけど、大学時代Habitat for HumanityのサークルでやったHabiバレーとNTC(二本松訓練所)でバレー隊員に特訓を受けていたお陰で、トス、レシーブ、アタックともに好調でした。

”トスは両手で作った三角の中でボールをとらえる!”
”レシーブは体の正面で!”
”アタックは山を一つ越えるイメージで!”

あの日の猛特訓が昨日のことの様に思えました!


生徒134名全員が生徒側の応援にまわり、ホームでありながら完全にアウェームードやったけど、北朝鮮の美女応援団にも負けず劣らずのワムムが誇る美人チアガールズの声援もあり、
結果は1st Set: 27-25 2nd Set: 25-20
で、先生チームのストレート勝ち。


ワムムチアガールズ
中央左は副マネージャー

サッカーは25分ハーフで行われた。
ちなみに前回(今年の8月)は2-1で先生チームが勝利したらしい。

しかし、日頃の練習、毎日の4km走の朝練。
この4ヶ月で生徒達はひと皮もふた皮もむけ、成長していた。


負けず嫌いのケニア人。フレンドリーマッチとしての位置づけの試合だが、先生は全員本気で、生徒を削りにいく激しいタックル!
それでも生徒はパスを回し、サイドを使い攻撃を組み立て続けた。

前半、先生チームディフェンス陣が機能せず、3失点。

ハーフタイムでポジションを修正し、後半の開始

しかし、時間が進むにつれ体力の差が如実に現れ始め、足がもつれる先生たちを横目に得点を重ねる生徒チーム。

私も途中からフレンドリーマッチという事を忘れ、本気で生徒に当たりにいっていた。

炎天下の中、日頃運動をしていない先生達があれだけ動けるのには驚いたが、結果は6-0で先生チームの完敗。生徒達の完勝!


今まで先生チームに勝った事のなかった生徒たちは大喜び!
あぁ~でも負けるのはやっぱり悔しい。次のタームは先生も練習に参加するよう呼びかけ、ぜひリベンジしたい。

でも生徒の勝利は私にとっても嬉しい。

この4ヶ月、生徒のサッカーの技術&体力は確実に向上した。
体力面では朝練の効果が徐々に出始めてきた。

生徒もそれを実感しているし、試合を見ていた先生もそれを認めてくれていた。

この4ヶ月やってきた事は無駄じゃなかった。
でもまだ、もうちょっと生徒のため、先生のために何か出来た気もするし、出来ると思う。

時間は限られている。一日一日大切に、ぼちぼちいこう。


我らがワムム 先生チーム

ワムムボーイズ

6-0でボーイズの完勝!

Mambo ya Maembe...:マンゴーの件ですが、、

と、一人のスタッフが朝のスタッフミーティングで、話を切り出した。すごく真剣な面持ちで。

「マンゴーがぼちぼち実をつけ始めてきましたが、熟していないマンゴーを生徒が石を投げて採って食べているのを見かけます。

「これでは熟したマンゴーが食べられなくなります。皆さん、生徒にまだマンゴーを採らないよう注意していきましょう。」

ワムムの朝のスタッフミーティングの雰囲気は結構ピリッとした空気がある。遅刻して行くと結構入りずらい空気すらある。

そんな雰囲気の中で、”マンゴー問題てっ!笑”。
”だって先生も畑行く時マンゴーとって食べてたでぇ~!”と心の中でつっこみながら、必死で笑いをこらえてる俺。

でも俺だけではなかった。横を見てみると他のスタッフも全員半笑い。マネージャーすらも。

一気にピリッとした空気が和んだ瞬間であった。

皆さん、マンゴーの木が実をつけているのを見たことあります?

お隣のNancy先生ん家の木なんか、もうこれでもかという程、小さいマンゴーの実がついてます。

ワムムの子ども達(先生も)はこの小さいマンゴーも食べます。

固さは生のサツマイモをかじるぐらい。
味はすごく酸いぃ。

まだまだ緑で野球ボールぐらいの大きさ。
これがソフトボール、ハンドボール級なるらしい。

そんなマンゴーが300も400も。想像しただけでよだれだらだらです。

今日もワムムは平和です。

てっぺんのほのかに赤みを帯び始めたマンゴーたち

2010年11月24日水曜日

MIGAWARI:身代わり

家族に「ケニアに行く事になった。」と打ち明けた去年の夏のある日、母が生年月日と自分の名前を丁寧にここに書きなさいと一枚の紙を差し出してきた。

何のこっちゃと思いながらも、言われるがままに、できるだけ丁寧に書いた。

そして年が明けた正月のある日、母が小さな紙袋をくれた。
その中には白、緑、黄色、透明の石が美しく並べられた数珠が入っていた。

聞くと、夏に私が書いた生年月日と名前の紙をお寺に持っていき、そこのお寺さんが生年月日、名前と字体を見て一つずつ石を選び作ってくれたそうだ。その日以来ずっと左手に身につけている。

うちの家族はみんなこの数珠を持っており、それぞれ石の色は違う。

数珠などが切れる時、それはその持ち主を良からぬものから守るために身代わりとなってくれた時らしい。

今日もいつものように4時50分に起床、朝食を取っり、5時30分になってぼちぼち家を出ようかと、これまたいつものように数珠をはめようとした瞬間、

パンッ!ぽろぽろぽろぽろぽろぉ~

紐が切れ、数珠の石が先日買ったばかりのカーペットの上に飛び散った!

一体、何から俺の身を守ってくれたのだろうか?
すごく気になる。

石を一つ一つ拾い集め、約5分出発が遅れた。
この5分が自分の人生を分ける5分だったのだろうか?

あのまま出発してたら、最近ワムムでも頻繁に目撃されている5m強の大蛇に飲み込まれてたいたのかもしれない。

あのまま出発していたら、たまたまとうもろこし泥棒をしていたやつにパンガ(畑仕事、穴掘り、枝切り、何にでも使える万能鎌。)で襲われていたのかもしれない。

何にしろ、今まで守ってくれてありがとう。
石はきちっと集めてカバンのポッケに入れておきます。

2010年11月22日月曜日

Zimekuja Kwangu!:我が家に来た!

空っぽの我が家についに家具が入りました。

幅750mmしかない玄関からよう入ったなこのソファーたち。
Karibuni Kwangu!(ようこそ我が家へ!)

これでようやく人の住む家っぽくなった。

これでようやく客人を迎えられる家になった。

ワムムのスタッフ家族をチャイにでも招待しようと思う!
「日本人はスパゲッティしか食べてない」と思ってるわりに、スパゲッティを実際に食べたことのないケニア人が以外と多いから、夕食会でも開こかぁ!
ソファーセット 5人掛け
 

 コーヒーテーブル


ストール 


2010年11月21日日曜日

Fanicha:家具

家具が我が家に置かれる日がようやく来そうです

赴任して3ヶ月以上。今までベッド以外の家具なしで生活していました。
ご飯食べるのも、本読むのも、パソコンするのも、何をするにもベッドの上。

「家具探しなんて赴任直後にやる事やん!!」とつっこまれる方も多いと思いますが、これでも色々理由があったんです。
 
理由1:大型スーパーの既製品はべらぼうに高い。
そもそも大型スーパーなんて近所にないし。
 
理由2:生活もままならない赴任直後。大工屋さんに行ってもボラれたり、完成日程が大幅に遅れたり、品質が悪かったり、最後の最後で合意した価格より値上げしようとする大工がいるなどのケースを耳にしていた。
 
理由3:あわよくば学校のワークショップで安く作ってもらわれへんかなぁと可能性を探っていた。生徒の手作り家具っていうのもええかなぁと。
 
理由4:町でワークショップを探し、大工と交渉するのがただ単に面倒くさかった。
 
これらの理由があったのですが、昨日、大工屋巡り&情報収集のため町へ出かけた。
 
すると道端に店を出している大工屋はどこもソファーセット1式(3人掛け×1、1人掛け×2)がKsh17,000、交渉次第でKsh10,000まで下げられる事が判明。
 
どの大工屋も品質&ワークショップの雰囲気がいまいちしっくり来なかったが、こんなもんかと思い帰路に着く。
 
炎天下の中、道路の埃と排気ガスにまみれながら歩きつかれたので、癒しを求め、常連となってるスーパーへ行きソーダで一休み。
 
するとすっかり仲良しの店員Madam Anneが「ここで一番の大工屋はMama Lewisの店よ」と教えてくれた。
 
行ってみると道端の大工屋とはやはり雰囲気が違う。店の外に出されている家具は、材質も完成度も他より高い。Mama Lewisもかわいらしい。
 
聞いてみるとこのMama Lewisの大工屋さんはナイロビ病院とかにも品を納めているらしい。
 
そこらへんの大工に安値で頼むと材料代をケチる為、木材も安物、クッションの変わりに木屑を薄いクッションに包んでソファーの背もたれに使ったりするらしい。

あの手この手で値段交渉を試みたが値下げは結局できなかった。でもタダでワムムまで運んでもらえる事に。
 
今回の購入物:
・ソファーセット×1
・コーヒーテーブル×1
・本棚×1
・ストール×1
合計:Ksh23,800 (約¥30,000)
 
引き取りは明日の夕方。
ここはケニア!
果たして本当に受け取れられるかが見ものである。
 

町で見かけたトラック。
ケニアは日本からの中古車であふれ返っている。
日本語の書いてあるトラックに出会うことは、決して稀ではない。

Wikiendi za Mwezi wa Nov.:11月の週末

みなさんお久しぶりです。
It's been a while since my last update. How've you guys been?

日本はもうすっかり秋で、ぼちぼち紅葉が始まった頃でしょうか?
嵐山は全国からのおばちゃん達でごった返すシーズンですね。
In Japan, have trees and leaves beautifully turned their colour into yellow and red?
I assume Arashiyama, Kyoto would be filled up by OBACHAN (mid-aged ladies) from every part of Japan as usual of this time.

秋刀魚を大根おろしとポン酢で白米と一緒にたらふく食べた~い!!!と、そんな事を夢見ている今日この頃。
These days, I'm missing so badly eating SANMA (Pacific sauries) with grated Japanese white radish and PONZU together with white Japanese rice.

そんな11月の週末は何かと色々予定があり、毎週ナイロビまで上京してます。
Instead of always day-dreaming some good Japanese seasons, I was going to Nairobi every weekend this month to do work and activities.

第1週:定期健康診断&予防接種&ドミ委員会@ナイロビ
1st Weekend:Annual medical check-up & Vaccination & JOCV Dormitory Committee @ Narok.

第2週:ナロクサッカー大会!@ナロク
同期隊員が企画、運営に絡んだこの大会。選手要員として参加。マサイ族とサッカー!
この様子は、また後日ブログにアップしま~す!
2nd Weekend: Football Tournament @ Narok. Joined this event, which my friend JOCV planned and organised, as a player. Football with Masai!!!! I'll update this on blog later.

第3週(今週末):在外公館で働く京都外大卒の友人と夕食@ナイロビ
3rd(this) Weekend: Dinner @ Nairobi with friends from the same Uni, KUFS, who is working in Japan Embassy in Nairobi and Singapore.

第4週:Heart ni Shoot!@ナイロビ
ナイロビのゲタスル更生学校にて生徒達とケニアJOCVのサッカー大会に参加予定!!
4th Weekend: Join an football event "Heart ni Shoot" organised by the other JOCV @ Nairobi. 

と、こんな感じ。
平日はpolepole(ゆっくり)、週末はharaka haraka(めちゃ早い)。
Time is POLEPOLE (slow) weekdays, and is HARAKA HARAKA (very fast) weekends.

12月も毎週イベントの目白押しやし、あっちゅう間に2010年が過ぎ、ケニアに来て6ヶ月が過ぎる。
December is also filled up with so many events.
The year of 2010 will goes and ends like this.
And 6 months since I've been in Kenya will have passed by then.

今は試験中で、1月まで授業はない。1ヶ月、時間はたっぷりある。
あと1年半(18ヶ月)しかない活動のうちのこの1ヶ月。
次の学期から始めたい事をリストアップし、同僚と計画しよう!
No P.E. class till next term January. I've got plenty of time till then. 1-good-month of time.
1 month out of rest of my 18-month volunteer work.
Let's start to list up and plan, with my counterparts, things that I want to start from the new term.

・読み書き補習授業。Reading & Writing tuition.
・周辺の小中学校との交流。Sharing activities with neighbouring schools.
・日本の学校との文化交流。Cultural exchange programmes with a school in Japan.
・校舎内ポイ捨て禁止運動。No Littering in the School Programme. 
・朝練、夕練のメニューの充実。Improve practice menu in the morning and evening.
・ナイロビ野球チームとの交流。Practice and games with Nairobi boys'' baseball team.
などなど like these.

書き出してみると、やれる事めちゃめちゃあるやん!!!
考えてみると、時間って限られてるやん!!!
これって、1年半後やりたくてもやられへん事やん!!!
Now I know, there so many activities which I can!!!!
Then I know, time in Kenya is so limited!!!!
These are the things that I won't be able to do after 1year and half, even I wish!!!!!

「2012年6月の帰国なんてまだまだ先」なんて悠長な事言うてる場合やない!
職員室での先生らのゴシップ話、陰口に付き合ってる暇もない!
No time saying 'the day I return to Japan June 2012 is just so far away'
No time spending with teachers gossiping around about others.

お尻に火をつけて突っ走って、1年半後には顔手足だけやなく、お尻も真っ黒焦げで帰国しよう!
Let's put pressure (fire) on my ass.
Then I would like to go home not only with black-tanned face, arms and legs but also with black-burned-out ass.



           左:  Moriちゃん(ケニア日本大使館)
           中央:Hashiちゃん(シンガポール日本大使館)
           右:  「現地人並に黒いですね。」と言われた私。

確かにこう見ると黒い。Arms Hashi-chan's & mine.
机よりも黒い。Mine is darker than desk.


生徒達と写るとこんなに白く見えるのに。。。
 even though I look so white with boys.


2010年11月18日木曜日

Mitihani ya Muisho:期末試験

STD8(中学3年生)KCPEの試験(高校に進む為のセンター試験みたいなもの)も先週終了し、今週はSTD5、6、7の学期期末テスト。
Nation-wide certification exam, KCPE, for STD8 boys has been over last week.
This week, other boys of STD5, 6, 7 are doing end term exams.


ワムムは英語、スワヒリ語、算数、理科、社会の5教科以外にも職業訓練の授業もある。
At Wamumu Rehab., there are vocation classes except class-room subject like English, Swahili, Mathematics, Science, Social Studies.

今日はその職業訓練のテスト風景を紹介します。
Today, I would like to introduce you our boys in the vocational exams.

Bakery:ベーカリー 
課題のココナッツパン、スコーン、シナモンブレッド、サモサを作る生徒たち。
あまりにもおいしすぎて、完成品の写真撮り忘れた。
Boys making coconuts breads, scones, cinnamon breads, samosa.
Their breads were so tam that I forgot to take pictures of their works.

Mechanic:メカニック 

エンジンの部品を分解して組み立てる生徒たち&Mutie先生。
Boys disassembling and assembling engine parts & Mr. Mutie supervising them.

Carpentry:大工


測って切って、課題のジョイントを作る生徒たち。
私の自宅で使うリビングの机は生徒たちが作る予定!
Boys measuring and cutting woods and making Joints. 0
A table which I'm thinking to put in my living room is scheduled to made by the boys.


Sign Writing:絵描き
キャンパスを黒く塗り、課題の”TAVWAYA”を書く子どもたち。”TAVWAYA”の意味は不明。
Boys painting campas black and write their given-task, "TAVWAYA" Its meaning is unknown.



ワムムNo.1のMchoraji(絵描き)のNdirangoくん
Wamumu's No. 1 painter, Ndirango

題”バナナとマダム (Bananas & Madams)”

12月には国の検定試験(英検的な)に向けてみんな結構真剣。
頑張れワムムボーイズ!!!!
They are doing exams seriously to prepare themselves for national certification exam on coming December.
Gor for it, Wamumu Boys!!!!! I'm wishing you all the best!!!!!!!!!!!!!!!



2010年11月12日金曜日

Wageni wa Kwanza: My First Guests in Wamumu

朝、学校までの道のりの途中、靴に石が入ってるような感じがして靴の中を確認すると、私のつま先によって潰されたゴキブリを発見した事があった。
One morning, on the way to school, I felt something like a small stone inside my shoe. I took it off and remove the thing inside, then it was a dead cockroch, clushed and by my toe

あの日以来、靴を履く時は毎回靴の中身を確認するようにしている。
Since then, I put the shoes on after confirming there is nothing inside.

今朝、まだ日も出ておらず暗い中、懐中電灯片手に靴の中をいつもの様に確認。
This mornig, 5:30. Everyboy was still sleeping, the Sun as well. In the dark, I checked inside of my running shoes with a torch.

なんかおる。
There was something inside.

小さくて黒くてザリガニのような大きな手、長い尻尾の先は釣り針のよう。
Small and black with big hands like a crayfish. The tip of his long tail is like a fishing needle.

なんとサソリが靴の中に!
It was a SCOPION inside my shoes.

蠍座やけど蠍なんて見たことなかったし、蠍やと分かるまで数秒かかった!
Althouhg my star sign is scopio, I'd never seen the one.  So, it took me a few seconds to recognise this small creature was a scopion.

蠍と言っても種類は色々いるみたいで、ワムムの蠍は毒とかないらしく、そこまで危険やないみたい。
There are various types of scopions on the Earth. Scopions in Wamumu are not poisonous. So they are not regarded as dengerous as I imagined.

そんなワムムに記念すべき第一号のお客様が今週火曜日にナイロビから来てくれました!
Even Wamumu is a place like this, my first commemorative guests visited me last Tuesday all the way from Nairobi.

ナイロビでソフトボールのコーチをしているUTA-chanとお友達でPC EngineerのAB-chan。
My guests were Ms. Uta who is coaching Softball in Nairobi and her and my friend Mr. Abdi, who is a PC Engineer in Nairobi, too.

ワムムの子どもたちも久々の客人に大喜びで、今までに見た事もないぐらい、てきぱきした動きを見せていた。
Wamumu boys, who love to welcom guests, were so excited and so well-organised that I'd never
 seen before.

お2人が帰った後も「あのmrembo(美人さん)は誰?どこで働いてるの?」と生徒&先生から質問攻めにあいました。
Boys and teachers as well kept asking me "who was that mrembo(beautiful lady)?" after the guests left.

水も家具もないワムムの我が家に泊まってくれた二人に感謝。
I appreciate my guests who stayed my house where there was no water and furnitures.

はよ家具やら何やら色々揃えて、色んな客人を招待できるようにしよう!
I should prepare my house well so that I can invite more guests to my place.

Abidi, Uta & Wamumu boys

雨期ですっかり見慣れてしまった虹。
でもめちゃきれい。

2010年11月8日月曜日

Kazi ya Mkono:Hand-Made:手作り

今日、休み時間に生徒が、「先生、写真撮ったるわ!」と来た。
One of our boys came to me during break time and said, "Teacher, Let me take your picture!"

こんな感じで。
Holding his camere like this.
何が起こるや?と戸惑いながらも、「はい、ちーず」
While I was wondering what was going on, "3, 2, 1, Smile!"
思わずポーズをとっていた。
I found myself taking a pose.

何やら棒をくるくる回して写真を見せてくれた。
He showed me the picture he had just taken after turing a stick.
撮れた写真がこれ。
This is the picture he took.

横の棒をクルクル回すと色々絵が変わる。
なかなか面白いアイデアやと思う。
You can change pictures by turnig the stick aside.
I think this is a quite interesting idea!
って、誰が猿や!
Wait a sec. Who is the monkey you're talking about???

「もう一枚いきま~す。はいちーず。」
"One more! 3, 2, 1, Smile"
その写真がこれ。
This is the one.


人相悪っ!"Who the heck are these gang-star-looking guys?"
「こいつらナイロビのスリ!」
と、明らかに私のまだ癒えぬ傷をもてあそんでる生徒たち。
"These are the pick-pockets that stole from you in Nairobi"
They are obviously playing with my wounded heart.

それにしても何でも作っちゃう子ども達のアイデアと技術に感心。
Anyway, their ideas and their skills to make on their own are just great.

話は変わるが、日本を経つ前に送った荷物をようやく受け取ることができた。
Aside from this, I've finally recieved the percel that I'd sent before leaving Japan!
SAL便で6月中旬に送り、8月初旬にナイロビ郵便局に届き、色々手続きとか交渉とか面倒やから、JICAに受け取りを依頼し、10月末にようやくJICAケニア事務所に到着。
I sent it by SAL in the middle of June, it arrived at Nairobi Post Office in the begining of August.
In order to skip hassle procedures and price negotiations, I asked JICA to recieve it for me.
It finished its 4-month-long journey at the end of October finally.

中には前職の同僚がくれた梅干がっ!!!
Inside, I found UMEBOSHI (pickled plum)!
賞味期限は2ヶ月ほど切れているがハクナマタタ!!!
Best before was Sep 2010, but no problem off course!!!! Hakuna Matata!!!
1粒食べる。めちゃうまい!R○kiのみんなありがとう!!!!
I picked one. It tasted gorgeous. Thanks soooooooooo much my ex-colleagues!!!!

さっそくワムムで調理。梅肉パスタ!
I cooked them at Wamumu right away!
お吸いものの素、梅干、パスタの煮汁、以上!
Japanese soup powder, UMEBOSHI and water after boiled pasta. That's it.
美味しく頂きました!ほんまにありがとう!
It was also lush! Again thank you guys so much!

2010年11月7日日曜日

Upande Ingine wa Nairobi:Nairobi Dark Side 

”ナイロビの治安は悪いとよく言われるが、行動する場所、時間帯等、ルールを守れば盗難などの被害に遭う可能性はかなり低いと思う。”
JOCV 22-1次隊 ケニア派遣 阪上宏樹 第1号報告書より抜粋。

と先日JICAへ提出した報告書に書いたばかり。
だが、ここでもう一文追加したい。

”…と思うが、被害に遭う時には遭う。重要なのは被害に遭う確立を低く保つために、常に警戒することだ。”

基本ビビリやから普段から外を出歩くときは防犯対策をして、しっかり警戒している方やと思う。

貴重品はカバンの奥に、チャックには鍵、バスやマタツでは必ずカバンは自分の前の目に入る位置で抱えるなど。

街歩いてても20mに1回は後ろ振り向くし。

それでも遭ってしもた。
ケニアのスリに。。。バスの中で。。。ナイロビで。。。

今週末、定期の健康診断のためにナイロビへ上京してました。
マタツでワムムからナイロビまで、同期隊員(隊員Hさん)と合流、そこからはバスに乗り目的地まで。

私が隊員Hさんに続きバスに乗ろうとした瞬間、我々の間にすっと音も立てずに一人のケニア人男性が入り込み、もう一人が私に続きバスに乗り込んだ。

あまりのスムーズさに違和感を感じつつも乗車。
我々は最後列の座席にHさん、ケニア人α、私、ケニア人βの順で着席。背負っていたリュックは足元に。

ケニア人α、βは今時な若者の服装で、手には大きな封筒、大きなポスターを持っていた。
「手元を隠せるものを持っている乗客には注意するように。」とJICAのスタッフやスワヒリ語の先生も言っていた事を思い出す。

ケニア人αを挟んで座っているHさんに呼ばれ、目を向けるとHさんが「ウェストバッグのチャックが半分空いたから、こいつら要注意やで。」と日本語で忠告してくれた。

程なく、私の左横のケニア人βは異常なほどに密着してきた。
目線は窓の外をどこに視点を合わせることでもなく眺めている。
こんな奴らも危険だ!と言われていた事も思い出す。

ズボンのポケットに入っている財布と携帯を確認。
大丈夫。まだある。

その間、βは”ちょっと暑ない?窓空いてへんの?”と私に話しかけてきた。その日のナイロビは朝から雨が降り、暑いわけがない。”明らかにこいつら怪しいなぁ。”と思った。

その次の瞬間、我々の前列に座っていたケニア人γが後ろを急に振り向き”警察が前方にいる!シートベルトしめろ!!!”と叫んだ。

きた~!!!これが噂の”前に警察、シートベルトしめろのパターンや!”と彼らが泥棒である事を90%確信した。

なぜなら、このパターンでJOCVがスリ被害に遭った事例を聞いた事があったからだ。

ケニア人βが”ほんまか、ほんまか?”と私の前へ乗り出してきた。
ケニア人αは同時に”これがお前のベルトやぞ”と親切ぶって話しかけてきた。

βの動きが明らかに怪しい。私は思わず、目の前でケツを突き出し、前に乗り出すβを押し、手を掴み、"Excuse me. What the f○○k are you doing there?(そこで何しとんねん!)"と私。

するとバスがたまたまか、彼らの計算通りか止まり、α、β、γの三人組はそそくさとバスを降りていった。

時はすでに遅し。あまりにも一瞬の出来事。10秒ぐらい。

リュックを見ると見事に上部がぱっくり切られていた。
リュックには現金、カメラ、ノートパソコンなどの貴重品が満載。

案の定、リュックの一番上に入れていたスーパーの袋がない。
それ以外は無事だった。思わず笑ってしもた。

だって袋の中にはネギ、しっなしなのキャベツ1/4、食べかけのパンやったんやもん。これ盗んでどないすんねん!ほんまに。
って俺も何でこんなんカバンに入っとんねん!笑
俺の代わりにちゃんと食べてくれたやろか?

被害総額約Ksh15(¥20程)。

ふと床を見ると剃刀の刃が落ちていた。
たぶんβの手を掴んだときに咄嗟に捨てたのだろう。
あぁ こわっ。

今回学んだ教訓:
・貴重品はカバンのできる限り奥へ

・”こいつら怪しいんちゃう?”と感じたら、その時点で席を変える、バスを降りる。

彼らはプロのスリ。これを生業としている。実行するまでの導入、技、チームワークはかなりのもの。
欲しい物だけ盗って、さっさと消える。

被害を未然に防ぐためには、この導入の段階で、いかに気づき、いかに判断するかにかかるのだと今回思い知った。

Ksh25で怪我もなく無事で、これだけ学べた。それだけで儲けもんやと考えたい。
ケニア生活に慣れてきたこの時期に”もう一回ちゃんと気を引き締めろ”と言われてる様だ。

同期隊員の皆さん、気をつけましょうね。

2010年11月3日水曜日

Maua: Flowers: 花

今日は生徒と新しくできたドミトリーの前に花の種を植えた。
Today, our boys & I planted seeds of flowers in front of boy's new domitory.

この種はマネージャーが2年前、日本で行われた研修でお土産で持ち帰ったものだろう。パッケージには花の名前と蒔き方が日本語で書かれていた
The seeds were broughtprobably by our manager from Japan, who came to Japan to participate in a seminar 2 years ago. Names of the flowers and discription were written in Japanese on the packages.

菜の花、スターチス、トルコききょう、バニーテールなどなど。
"rape blossoms", "Statice", "Lisianthus", "Bunny tail" etc.

しかし、2年も経った種は芽を出すのか?
種には賞味期限的なものはないのか?
今まで花なんか植えた事ないから全く分からん。
Although, do the seeds bought 2 years ago really germinate?
Is there any "best before" thing for seeds to be planted?
I've never plant flowers, so I have no idea.

”春まき”、”秋まき”、”浅まき”、”五号鉢”など色々丁寧に説明が書かれていたが、いまいちよく分からんけど、とりあえず生徒と蒔いてみた。

Their packages gave me a description of how to plant using words I don't really understand.
"Spring seeding""Autumn seeding""shallow seeding"...........
Anyway, we just planted.

10日後に発芽すると書かれていた。
It says the seeds will germinate after 10 days. Let's wait & see.

生徒が作った花壇

Jembe(鍬)を振る生徒


ご近所の先生。Bakery担当。

2010年11月1日月曜日

Everybody loves....

Termites!!!! 

アリの事です。
こっちでは”Kumbikumbi”と呼ばれているようです。
It's a type of ants called "Kumbikumbi" here.

今日は朝から結構雨が降った。
朝食のウジを飲んでる子どもらを監視中、ふと外を見ると、土砂降りの中、大量の虫が空を舞っている。
It was raining this morning.
While watching boys having their breakfast, I looked out the window and saw uncountable number of insects flying in the sky in the heavy rain.

バッタ?にしては飛距離が長い。
Grasshoppers? No, they do not fly that high and that long.
トンボ?にしては胴体が短い。
Dragonflies? No, they usually have a long body.

その虫はゆっくり飛んでるので、木で休んでいる鳥たちの格好の餌食となっていた。
They were flying so slow that birds resting on the tree could catch them without an effort.

朝食後、雨が止み、外に出るとその虫が地面を這っていた。
体の4倍以上あるであろう大きな羽を4枚引きずりながら。
Rain's gone. I went outside after the breakfast and saw those insects crawling the ground taxing their 4 big wings. 4 times bigger than their body.

すると生徒が”Mwalimu~~~(先生~~~!!!)”と駆け寄ってきた。手にいっぱいの虫を握りながら。
Then, "Mwalimu!!! (Teacher!!)", one of the boys came up to me with handful insects.

めちゃ嬉しそう。めっちゃ笑顔。
He looked so happy putting a huge smile on his face which I've never seen.

”先生知ってる?これめっちゃうまいねんでぇ”と両手いっぱいの虫を口に放り込んだ。
"You know, teacher? they are so tasty!!" and he said throwing them in his mouth.

ケニアでは”Kumbikumbi(くんびくんび)”と呼ばれ、雨期に大量発生するこの虫は、お腹に油分があって、それがとっても美味らしい。
He said those insects were called "Kumbikumbi" which come out so many during rainy season.
They are with some oily stuff in their stomach, which is, they say, so tasty.

この時期になると家庭でも炒ったKumbikumbiをウガリと一緒に食べるらしい。
During this season in Kenya, mom fries them on a pan and serve them with Ugali.

百聞は一見にしかず。”今度”挑戦しよう。
Seeing is believing. I think I'll try "next time". Not yet.


これが巷で噂の"Kumbikumbi"
 
みんなめちゃ嬉しそう。満面の笑顔。

”ばくっ”といくのが、Wamumu way.